2003.7.19
いよいよ今日、全体のおおまかな形が完成する。船底と船側を組み立てるのである。パーツの切り取りの過程で誤差があったため、ところどころに隙間ができる。切り出しのいい加減さを反省することしきり。この隙間が結構大きいところもあり、本当にできるかどうか不安になる。「浮くのだろうか???」しかし、その隙間にボンドと麻紐を入れ補修をする。最終的には表面に布とFRPを貼るので大丈夫だろうということだが・・・それにしても不安だ。
隙間が気になりながらも形ができると、わくわくしてきた。組み立ててみるとなんだか、カヌーらしく見えてきた。「遠くから見るといいねえ〜」などと、声を発する。う〜んなかなかいい感じ。後、2艇をつくるため、台紙から型を写し取って本日の作業は終了。次回は来週の朝である。
しかし、隙間は隙間。麻紐を黙々と・・・ここで本日の作業終了。
2003.7.26
最初の一艇は、ほぼ形ができ、先端と、後尾を張り合わせる作業が中心。ここに楔形の板をいれ、ボンドで固定、両側からしっかりと、釘を打つ。
平行して、もう2艇分のパーツを切り出す。今回は、1艇目の反省のもと、線よりも大きめに切り、その後、正確にカンナで削るようにした。やはり、こうしたほうが正解。まだ全部ではないが見違えるように美しいパーツに仕上がった。誰だ〜そんなのあたり前って言うのは。だって、1艇目はとにかく早く形にしたかったんだも〜ん。これなら、隙間もできないかもしれない。最初の1艇の船名を「試行錯号」に決定。これがあったから、2艇目、3艇目があるのである。しかし、この「試行錯号」も名前の通り、これから試行錯誤を続け、なんとか浮くことができる船に仕上がってもらいたい・・・いや、仕上げたい。2艇目、3艇目のカンナを使った作業はとても面白かった。子どもたちにもある程度は手伝うことができる作業なので、次回8月2日の午前中もしっかりやらせよう。