マクロレンズで絞りを解放にしてとったら、よい感じでバックがぼけて主役が引き立つのであるが、バックが何なのかよくわからない場合がある。そんなとき、絞って撮影をしたのだが、黒い点々が・・・・。あ〜ローパスフィルターにほこりがついているのだ。デジタル一眼をお持ちの方なら、何度か経験されていると思うが、これが、結構気になるし、絞ったときには必ず、黒い点が・・・。
普通は、ブロアーで風を送ってほこりを吹き飛ばして、それでだめだったらメーカーに送って掃除をしてもらうらしい。しかし、その間はカメラがない状態になるし、保証期間がすぎると、有料になる。また、ローパスフィルターにほこりがつくのはよくあることなので、そのたびに送っていたのでは、結構大変。ということで、ペンタックスのイメージセンサークリーニングキットを購入した。最初はちょっと勇気がいるが、なれると、割と簡単。今までにも、何度かこれで、ローパスフィルターを綺麗にしてきた。
今回も、昨日の水仙の撮影をしているときに、黒い点があるのに気がついた。F22で撮影。
黒い点の部分を赤い丸で囲んでみた。
で、家で、白いところを絞りを絞ってF36で撮影してみたところ。↓
こんなについてた〜〜〜(驚!)
で、最初はブロアーでほこりを吹き飛ばす・・・・・・が、よけいほこりがついてしまった。(泣)
ブロアーの中にほこりがはいっていたのか、ゴムの粉末が劣化してついていたのか・・・・↓同じくF36で撮影。
ブロアーをするんじゃなかった〜〜〜すごいことに。
いずれにしても、これではどうしようもないので、ここでイメージセンサークリーニングキットが登場する。
ジャ〜ンこれがイメージセンサークリーニングキットだ!↓
この棒のようなものを、センサーに押し当てて付属のペーパーで先を綺麗にして、再び押し当てるの繰り返し。普通のほこりはこれで、たいがい綺麗になるのだが・・・・↓F40で撮影
だいぶ綺麗にはなったような・・・・ しかし、今回のほこりはなかなか手ごわい。
そこで、以前は怖くてなかなかできなかったシルボン紙に無水エタノールをしみこませ、直接ローパスフィルターを拭いて綺麗にする方法を試してみることにした。シルボン紙がなかったので、だめもとで、レンズ用のティッシュペーパーをつかってみることにした。
本当なら、専用の棒があるらしいのだが、今回はないので、100均の綿棒にレンズ用のティッシュペーパーをまいてみた。↓
この先に適度に無水エタノールを染み込ませ。黒い点のあるところ(実際には左右上下逆)をやさしくなでるように、拭く。 クリーニングモードにしてレンズを取ると緑色をしたローパスフィルターが見える。ここを綿棒で丁寧に拭く。
で、結果は? F40で撮影してこのぐらいまで綺麗になれば、上出来ではないかな?
これならば、写真に写りこむ心配はないだろう。F40にすることなんて、めったにないし。
ということで、今回、無事、ローパスフィルターを綺麗にすることに成功。めでたし、めでたし。