この連休、なんとか自転車に乗りたいと考えていたが、行事関係や、台風の接近などもあり、できそうな日は12日のみ。前日の夜出たとしても、それほど遠くへは行けないし、台風が来ている方向に行くと、やばいということで、東側へ行くことにした。そこで、いつかは挑戦したかった大山の環状道路。これを1周することにした。前日11日の夜、益田を出発し、車中泊をして、朝から挑戦。しかし、前日深夜の運転ということで、疲れから、朝目覚めるのが遅くなってしまった。
最初に、大山寺の駐車場へ移動。ここは、有料かと思っていたが、春から秋までは無料。ありがたい。そこに車を置いて、ビアンキにまたがり、スタート。まず、大山寺へ向かう。旅の安全祈願だ。
大山寺までのまっすぐな坂。脚力を試されるような道で、根性でノンストップで上がり切った。達成感あり。
拝観料300円を払い、大山寺へ。
その後。大神山神社へ。
平安時代から明治まで、ここは神仏融合で、神様と仏様が一緒にお祭りされていたところということで、こんなに近くにお寺と神社がある。雰囲気がとてもよく、しっかりと、お寺と神社のお参りをして、周りの景色も楽しんだ。
鳥居の近くの茶屋にキュウリの一本漬けが売っていて、写真を見ると、うまそうだったので、店に入ってたのんだ。お茶も一緒に出てきて、これで、150円は安い。とてもうまかった。
最初に根性で上った坂を今度は下る。徒歩で上っている人の迷惑にならないように、ゆっくりと下りるため、ブレーキをずっと握り下った。握力トレーニング。
下ったところにモンベルのお店があったので、そこにも寄る。
そうこうしていたら、思った以上に長居をしてしまった。
環状道路を時計と反対周りに進む。地図では、距離は分かるが、細かいアップダウンは分からない。思ったより坂がきつかった。トレーニング不足を実感。ゆっくり、ゆっくり道を進む。
桝水スキー場に到着。冬季以外でもリフトを運営していた。時間も気にはなったが、せっかくなので、リフトで、展望台まで行くことにした。これが、正解。
展望台から見える松江、島根半島、大山山麓など、とても綺麗で、いつまでも眺めていたい気持ちになった。ここでも、やっぱり長居をしてしまった。リフト代往復700円は高い気もしたが、それだけの価値はあった。
リフトで、下りると、なんと、もう昼の時間。近くのレストランで昼食をとることに。鳥のからあげ丼。うまかった〜。
その後、台風の影響か、風も出てきた。環状道路の標識(電光掲示板)に台風の影響で、この先午後4時から通行止めとなっていた。しまった〜急がねば。
桝水からさらに激坂がまっていた。ここまでは上ったり下ったりという感じだったが、ここからはほぼ上り。標高700mぐらいのところから960mぐらいまでずっと上りだ。一ノ沢、二ノ沢、三ノ沢など、大山の裏側?が見え、いつも松江方向から見ていた富士山のような形の大山とは違った、険しい切り立った大山に出会えた。こういう表情の大山もなかなかいい。
その後、絶景スポットの鍵掛峠に到着。
ここからの眺め、すばらしかった。紅葉にはまだ早かったが、もう少ししたら、紅葉の大山で、もっと素敵な景色を見られるかもしれない。
ここから先は、下りが続きそうだった。地図を確認したところ、なんと、まだ、環状道路の4分の1か、5分の1ぐらいしか来ていないことが分かった。これでは、絶対に日没までに1周できない。そう判断し、残念ではあったが、本日は、ここでUターンをすることにした。
さっき、上ってきた激坂を下る。下る最中、体、特にお腹が冷えてしまい、腹痛に襲われた。やはり、今日は無理をせず、Uターンをして正解。車までもどり、次回のために大山環状道路を車で行ってみることに。車で行っても結構な距離と、時間がかかった。Uターンをして本当によかった。真夜中、通行止め、雨、野宿、最悪なシナリオが待っていたかも・・・・。
自転車旅にしては、やや速い撤収ではあったが、大山をあとにした。帰りの運転が眠い、眠い。途中で仮眠をとりながら、帰った。
今回は、自転車の距離自体は短いものだったが、大山寺やリフト、展望台から見た景色など、贅沢な気持ちになる自転車旅となった。こんなのもたまにはいい。
12月7日(日)です。石見空港マラソンは、2時間11分でした。去年より3分早いです。目標は、2時間を切る事です。2時間を切ればフルマラソンに挑戦します。
自転車も乗りますよ。