MCCのボランティアとして、益田チャレンジャーズステージのお手伝いをした。益田チャレンジャーズステージとは、日本自転車競技連盟主管による全日本選手権自転車競技大会ロードレース大会申込資格獲得大会で、ジュニア育成のため、U-23、U-19&U-17 のジュニアの日本トップ級の選手が競う大会だ。益田で、こんなトップ選手が競う大会が開催されるというのは、ほんの数年前まで考えられなかったこと。しかも、この大会の成績により、全日本選手権の申し込み資格が関係してくるという重要な位置づけも。ガチで、日本トップ級の勝負が見られる大会なのだ。INAKAライドとともに、益田市も自転車を町おこしの一つととらえ、だんだんと盛り上がってきている。
ただ、まだまだ一般の方々には、自転車競技自体の知名度は低く、今回も地元の方は大いに声援をしてくれていたが、他地域から、わざわざ見に来る方というのは、それほど多くなかったような・・・・。
まあ、そんな中ではあるが、昨年のプレ大会と、今年の第1回大会が開催されたのである。
今週は、何回か、この大会のために、MCCや、地域の方々が集まり、準備をしていたのだが、私は、仕事を休んでお手伝いをするわけにもいかず、大会当日だけのお手伝い。「事前に準備をされた方々、本当に大変だったと思います、感謝です。」
朝7時に北仙道公民館に集合。私は、選手のアップがわりのパレード走行に、地元の自転車愛好者の一人として、一緒に走るために、家からロードバイクにのって集合した。
ほどなく、MCC会長から、本日の予定などを聞き、パレード走行に備えた。今年は、なかなか忙しくて、MCCのライドに参加できないでいたので、久しぶりの面々と顔を合わせた。
今回のお役目は、パレード走行をして、途中の交通規制をする場所に立ち、応援と、車が入ってこないようにすることだった。
パレードスタートまで、受付付近にいたのだが、選手の受付と、バイクのギヤ比の計測などをしていた。ジュニアということで、ギヤ比に規定を設け、故障しないようにとのことらしい。
いよいよ、パレード走行。MCC会長より、「ゆっくりじゃけい、参加してみたらいい」という言葉につられて、日本のトップクラスの選手と一緒に走るという経験は、そうそうできないので、参加してみることにしたのだが、スタート直前は、不安とわくわく感の入り乱れた変な感覚に。そして、スタート。一緒に走れることを楽しみにしていたのだが、その期待は見事に裏切られ、トップ選手のアップは、素人の練習不足のおじさんの本気よりも随分と速く、あっという間に置いて行かれ、見えなくなってしまった・・・・・・。さすが、トップ選手たち。そんな感じで、自分が立つ場所まで、へろへろになって到着。練習不足を痛いほど感じた。
そこで、スタンバイしていた地元の方と、すでに到着していたMCC2名と一緒に自分の役目の交通整理と、応援をすることに。ついでに写真撮影も・・・。少しすると、のろしが上がり、本レーススタート。
立っていた場所から上り坂になり、結構きつい場所なのだが、選手は、まるで、下りでも走っているかのように、すいすいと上って行く。すごい。14キロのコースを5周、若者の本気の走りを見ることができ、大満足の時間となった。
5周のレースが終わり、最後尾車が通ったところで、一旦、公民館にMCC集合。そこから、撤収作業開始。コースに立てていた、立て看板や、幟などを撤去して周るのだが、14キロのコースに140本の幟を立てたそうで、(立てる時も相当大変だったと思われる)撤去するのも大変だった。ただ、人海戦術で、思ったよりも早くすますことができた。その後、弁当を食べ、幟やコーンなどを片づける作業に突入。これが、結構時間がかかった。1本1本幟をはずし、幟をたたんで片づける作業だ。終わってみると、なん、午後4時。朝7時から午後4時までの1日仕事となった〜〜。楽しかったけど・・・・疲れた〜〜。
「みなさん、お疲れ様でした〜。」