8月11日、12日のこと。
今年は、お盆の13日14日が日直で出勤になり、お盆休みは、事前にとることになった。11日、12日がお休み。さて、お盆休みと言っても、他の人とはずれているので、結構ぽっかりと、空いた2日間。なにもせず、ぼーっとしておくのももったいないので、今回も自転車ででかけることにした。『つぎはぎ日本一周』の続きというのも考えたが、少々一人ではきつくなってきたので、自宅発のチャレンジサイクリング、一時自転車仲間では「俺チャレ」として、いろいろな人がすごい距離の挑戦をしていたが、そこまでのハードなものではなく、広島へ行ってみようと考えた。前々回、米子〜岡山をやったので、それを、益田から広島という感じでやってみようと思ったのだ。ただ、米子〜岡山のように、益田〜広島には、いい鉄道がとおっておらず、遠回りをしたり、便数が少なかったりという欠点があった。う〜んどうするか!、そうだ!全部自転車で行くというのも面白いかも、と考え、益田〜広島で広島に泊り、2日目に、再び益田まで自転車で帰るというもの。これなら、鉄道の時間も気にすることなく、旅ができる。広島なので、きっとビジネスホテルぐらいなら、空いているはずと、決め込んで、必要最低限の荷物をリュックにつめこむ。天気予報を見ると、雨の心配はなさそうな気もしたが、用心のために、レインウエアも入れておいた。また、いざというときは、輪行で帰るようになる可能性も考えて、輪行バックも入れた。
往復の道が同じだとあまり、面白くない。まあ、道はいくつかあるので、帰りはちょっと違った道で帰ろうと思いつつ、まだ、帰りのルートは確定していなかったが、スタートすることにした。行のルートは、国道191号線を通り、戸河内、加計、安芸太田、広島という道をチョイス。前半は、何度かトレーニングなどで使っている道。しかし、久々に、二川の道の駅から峠までのタイムアタックコースを通る。
ロングになることはわかっているし、トレーニング用のピナレロではなく、旅仕様のビアンキだ、よいタイムがでるはずはないのであるが、一応、タイムを計ってみることにした。すると、なんと、40分03秒。
以前、(とは言っても2年くらい前は34分ぐらいだったので、随分と遅くなってしまった・・・・練習不足、練習不足)それでも、まあ、なんとか、峠のトンネルに到着。ここから、しばし、下り。道川の道の駅に到着。この前から、かき氷アイスにはまっているので、ここでも暑さをしのぐために、かき氷アイスを食べる。これが、うまい!!
さて、出発と思っていたら、保護者にであう。しばし、お話をし出発。これから、再び上りが続く戸河内までの道だ。黙々と進む。暑さが結構堪える。それにしても、ここのところ、ずっと猛暑。
途中、湧水があり、そこの水をペットボトルやボトルに入れ、水分補給用にする。このルート、自動販売機や、コンビニなど当分ないのだ。
191スキー場。あたりに到着。ここからもまだまだある。聖湖近く、深入山、戸河内と進む。
標高が高いせいか、時期外れのアジサイが咲いていた。
このルートの最高地点。
深入山。
ホワイトバレー
戸河内のコンビニ。
すごい汗↓
戸河内の町に入り、やっとコンビニが登場。そこで、弁当を購入し、木陰に入り食す。その後、しばし、休憩。
ここから、車では高速に乗って広島に行くことが多いのだが、自転車は高速はとおれないので、加計の方へ向かう。
以前、まだ、あまり、お金の余裕がない若いころは高速を使わず、この道を通っていたのだが、この道も、随分よくなって、ショートカットなどがされてあった。それでも、当時のままのところも多く、懐かしく進む。
このあたりからは基本下り。さっきまでのきつさはどこへやら、気持ちよく進む。ただ、道の作りは自転車乗りには優しくなく、歩道もなく、路肩も少なく、その上、左側はずっと、結構な水量が流れる溝になっていて、右によれば、車、左によれば溝と、緊張しながらのライドとなった。それでも、慣れてくるもので、溝の中に結構大きな魚の姿を発見するようなこともあり、後半は、楽しく進むことができた。
広島へ入ってからは、旧道を通り、広島城へ。ここは写真のみ。
ここのスズメはハトの影響か、人をあまり恐れていないよう。こんなに近くまで。
この後、広島で宿を探す予定でいたのだが、明日、広島からだと、帰りの距離が結構きつそうなのと、明日は、できるだけ、早めに益田に到着したいという気持ちもあり、そして、最初に考えていた、同じ道は通りたくないという気持ちも合わさって、岩国まで行こうという気持ちになった。ここから岩国まではまだ40キロもある、本日の総走行距離が160キロ以上になってしまうが、まだ、日が高かったことと、岩国なら、きっとホテルもあるはずという思いから、再び、自転車をこいだ。2号線を行くのだが、思ったよりも道がよく、歩道も広いので、基本 自転車通行可の歩道を進む。
しかし、広島の町を過ぎて、宮島が近づいてくると、歩道もなくなり、車道を走るようになるが、結構のろのろ運転。
工事の人に聞くと、今日は宮島で花火大会があるという、それで、渋滞なのか。
余裕があったら、本当は宮島で花火見物も一興なのであるが、岩国までいかなくてはならないことと、岩国に付いたら、宿探しも待っているので、先へ進むことにした。途中、ジョイフルが見えてきたので、ここで、本日の夕食をとることにした。
どうせ、今から宿をとっても、夕食の準備は無理そうだからだ。ジョイフルで夕食をとって、さらに先へ。
で、いよいよ岩国へ入る。最初に見えてきたビジネスホテル、看板にも手頃な値段が表示されているので、さっそくフロントに行って泊まれるかどうか聞いてみると、本日は満室とのこと。宮島の花火大会の影響もあるのかもしれないが、まあ、仕方ない。スマホで調べると、駅の附近に何件か、ビジネスホテルがあることがわかったので、とりあえずは駅へ向かう。
そして、駅の近くのビジネスホテル「グリーンリッチホテル」のフロントで聞くと、1室空いているとのこと。助かった〜。さっきのホテルよりも高かったが、野宿するよりは、よっぽどいいので、ここに決定。
近くにコンビニもあったので、飲み物等を購入し、部屋へ入る。やはり、最後の1部屋というだけあって、ナンバーは813号室。まあ、あまりそういうことにはこだわらないので、いいのだが、こういう番号は最後になるんだなあ〜と妙に納得。このビジネスホテル、ありがたいことに大浴場があった。ゆったりしたお風呂に入り、163.1キロの疲れをとった。夜も、疲れからぐっすり眠ることができた。
2日目は後日