昨日のシーカヤック
先週のゴール地点、三隅の火電近くの港(須津漁港)から周布の港までが本日のルート。最初にゴール地点である周布の港(津摩漁港)に行き、ロードバイクを置いておく。
そして、須津漁港へ行き、そこで、カヤックを組み立てる。だいぶ慣れてきて、10分ぐらいあれば組み立て完了。今回から、浸水防止のためのハッチの内蓋(ゴムで手作り)を装着した。途中、セルフリカバリーの練習をする予定なので、その時に浸水に対しての効果をみようと思う。
今日の波予報は50センチ。1mより高い波予報だったら、見合わせようと思っているので(安全第一)50センチなので、本当にラッキーだ。ここのところ、凪が続いている。インターハイの審判のために4日ほど浜田まで通ったが、ほとんどいい感じの波だった。
須津漁港を出艇し、最初は長い長い防波堤。
三隅火電
三隅火電の施設の一部だ。ここは、釣り客にも人気のスポットで、渡船で渡るようになっている。私自身も、なんどかこの波止に来て青物狙いをしたものだ。ワカナの入れ食いを経験したのも、ここだった。
今日も、その波止には、釣り客が結構いた。釣果はいかに?
そんな中、カヤックで、ゆっくりと進む。釣りの邪魔をしてはいけないので、結構離れたラインを進んだ。その後、海の中の浮き灯台?の近くを通ったり、景色を楽しんだりして進む。
海の中の浮き灯台
よい景色が続く。
途中の無人の浜に上陸し、昼食。
ここでは、シュノーケリングをして楽しんだ。海中の動画撮影、面白い。クロの群れやベラなど見ていて癒される。シーカヤックで外せないものとなりつつある。(昨日のブログに動画掲載)
再びスタート。やはり岩場の景色はいい。贅沢な時間だ〜。
面白い形の岩
岩場に滝が見えるところに来た。水量は少ないけれど、なかなかいい感じの滝だ。
滝〜
その下に上陸できそうな浜があったので、本日2回目の上陸。出発前から考えていたエスキモーロールとセルフレスキューの練習をすることにした。
前回最初なかなか成功しなかったロール。最後に2回ほど連続で成功していたので、今日は最初から成功させたいという思いでチャレンジ。なんと、失敗せずできた。その後、連続で4回も成功。(一つ前のブログに動画掲載)次は、逆の方向でもできるかチャレンジしたが、さすがにそんなに簡単ではなく、失敗。そのまま、脱出。浸水のチェックも兼ねているので、よしとしよう。そこで、今度は、カヤックが逆さになったままの状態の中へ海中で逆さになって座りロールをしてみた。すると、成功したのだ。スカートがない状態からのロールなので、随分中央部には浸水した。浸水した状態だと、浮力がないので、不安定で、再び沈しそうになりながら、ポンプで排水。こうして再び安定した状態に復活。上陸して前回浸水してはいけないのに、浸水していた前の部分と後ろの部分のチェックをした。浸水防止のためのハッチをつけたので、その効果を見るためだ。ハッチを開けてみると、前回浸水のひどかった前の部分はほとんど浸水なしで、大合格といったところ。後ろの部分は少し浸水があった。コップ1杯分ぐらい。それでも、この程度ならぎりぎり合格かな?でも、浸水の原因を探すと、ゴムで手作りしたときに、微妙にサイズが合わず一部ゴムとゴムでFRPを挟むように作っているのだが、内側のゴムの長さが足りず、表側だけになっている部分を発見。安全に関わる部分なので、近いうちに、もう一度作りなおそう。
その後、パドルフロートを使ったリエントリーの練習。パドルフロートは、予想以上に大きく膨らむ。これだけ膨らんだらちょっと安心。ただ、パドルにきちんと固定するのに苦労した。その後のリエントリーは成功。次に、フロートなしで、はい上がりのリエントリーの練習。これも、なんとか成功。上がった後カヤックの中に座るまでが不安定で、再び沈しそうになる。まあ、それでもお尻が入ってしまえば、なんとかなる。こういう練習を今後も、何度もやっておこうと思う。いざという時がこないのが一番いいのだが、万が一そういう時のために練習、練習。次回は真横に進むサイドスリップの練習もしたい。これができると、ロールの時、もう少しのところで、失敗というようなときに有効になるはずだ。
折居の町
この後、折居の沖の島へ向かい、その周りから折居の街並みを眺める。後ろに山陰高速道の工事をしていて、高架橋が見える。
高速道建設中。
折居を過ぎて、周布までにある岬を通る。ここも岩場になっていて、景色がいい。狭い通路のようなところも通ってみた。こういうところを通るのが面白い。
こういうところはわくわくする。
穴も面白い。
ゴール地点の津摩漁港が見えてみた。こうなると、いつもの「まだ続けたい」という気持ちが出てきて、再び無人の浜に上陸。
そこで、シュノーケリングをして、それからゴール。津摩漁港は一部スロープになっている。カヤックはこういう場所でないと上陸できないのでありがたい。
ここからは、ロードバイクでスタート地点まで戻るのだが、途中、夕立で結構な雨。ただ、シーカヤックのウエットスーツなので、雨は全然平気。むしろシャワーをあびさせてもらえている感じでうれしかったりする。ただ、自転車のブレーキは思いのほか効きが悪くなるので、運転には注意が必要だ。
スタート地点にもどり、車に自転車を積み、再び津摩漁港へ。カヤックを積みこむ。
本日のコース カヤック16.16km ロードバイク19.16km
本日も、しっかり楽しんだ。シーカヤック面白い。
匹見ASまでの十数キロ間、声を掛けていただき、おかげさまでなんとか匹見までたどり着くことができました。
一つのイベントをやり遂げるには、スタッフの皆様の準備とその労力は大変なものがあると思います。また、昨年もそうでしたが、参加者を歓待しよう、楽しんでもらおうというスタッフ、地域住民の皆さんの強いホスピタリティーが感じられることがINAKAライドの特徴ではないでしょうか。
自転車を始めて日が浅いので多くの大会を見たわけではないのですが、中には嫌々ながら手伝っていると顔に書いてあるスタッフさんをお見かけする大会もあります。INAKAライドは、皆さん笑顔で楽しそうに動かれている、とても気持ちの良い大会だと思っています。これからも石見地方の中心的自転車イベントしてますます発展され、大会が継続することを祈っています!
匹見ASでおいしい食事をいただき、意気揚々とスタートしたところ、今度は両足がいっぺんにつってしまいました。道路にへたり込んでいたところ、回収車の方と最後尾をチェックするバイクに声をかけていただきましたが、足の痙攣が引くまで30分もかかり、その間、待機していただきました。ホントに迷惑をかけっぱなしの参加者で申し訳なかったです。おかげさまでなんとかグラントワにたどり着き完走することができました。160qコース参加者のうち最終ランナーだったと思います(汗)。
来年は練習を積んでご迷惑をかけないようにして参加したと思っています(笑)本当にお世話になりありがとうございました。