昨日MTBのメンテをした後、24日は天気がよさそうというので、24日、夕方までには帰る予定で、島巡りをすることに。最初は九州の地島にしようと思っていたが、波が4m〜5mとの予報が出ていたので、ひょっとしたら欠航かもと思い、波のおだやかな瀬戸内の島にすることにした。そういえば、宮島がまだきちんと自転車で周っていないことに気がついた。以前行ったときは紅葉シーズンで、自転車に乗ることができないくらい人が多かったのだ。宮島に決定。
車中泊。インターネットで検索すると、宮島駅の裏の駐車場が1泊500円という値段。安かったので、ここに決定。道の駅ではないので、トイレや洗面所はないが、駅のトイレ等が近くにあるので、ちょっと遠いが、なんとかなった。銀マット製の手作りサンシェードと寝袋二つで、防寒はバッチリ。
快適に朝を迎えることができた。JRのフェリーが6時25分に始発が出るので、それに間に合うように準備をした。朝食は今回もコンビニおにぎり。
フェリーは自転車込みで280円という安さ。ありがたい。すぐに宮島着。まだあたりは暗い。しかし、じっとしていてもしょうがないので、さっそく島巡りスタート。ネットの情報では一周はできないらしいので、行止まりまで行ってUターンの予定。時計まわりで、海を眺めながら進む。
まだ辺りは暗い。
途中、牡蠣の作業場だと思うが、大きな機械が動いていた。
アナログ感のある機械の感じが絵になる。
朝日が昇って来た。
宮島包ケ浦自然公園。キャンプ施設やら、テニスコートやら、日本庭園やらと、いろいろあり、大きな公園だ。
屋根に3艇もシーカヤックを積んだ車が停まっていた。
なるほど、本土からカヤックで宮島にこようと思うと、出艇する浜や駐車スペースがなくて大変だけれど、こうして車に乗せてフェリーで来たら、宮島でしっかり楽しめるのだ。フェリー料金は片道1700円ぐらいだったと思うので、往復3500円くらい。うん。これならいい。
公園の横の狭い道を登っていく。
アップダウンを繰り返すのだが、これがトレーニングモードになってなかなかいい。景色もいいので、ところどころ止まって写真を撮る。
途中、戦時中につくられた軍事施設なども残っていた。
湿地のようなところもあった。
こんな感じの砂浜が何か所かあったが、たいていこの写真と同じように小さな祠があった。さすが宮島。
この道の一番高いところで、100mちょっと。その峠のところに野生の鹿が・・・。そうだ、ここは宮島だった。鹿は普通にいるんだった。
鹿も少々のことでは逃げない。人に慣れているのだ。
相変わらずアップダウンだったが、景色に癒されながら進む。
綺麗だ〜。
やはり、行止まり。なんとか、行けないかと、近くの小道に行ってみるけれど、進入禁止の標識が・・・。
行止まり近くの海岸に行ってみる。海岸にも道はついていなかった。
予想していたことだが、やはり残念。宮島が一周できるようになっていると、きっとサイクリストももっとたくさん来るのでは、と思うのだが・・・、まあ、観光客がすごく多いので、これ以上来たら大変なのかも。
Uターンして、再び桟橋。鹿も早朝よりも、多くなっている。活動開始か?
今度は、逆方向に海岸沿いの道を行く予定だが、日中になって、人が多くなる前に厳島神社に参拝をすることにした。入場料は300円と安い。
海の中の大鳥居と、神社、五重塔と本当に絵になる。さすが世界遺産だ。
この雰囲気がいい。
宮島のシンボル海中の大鳥居。
厳島神社と五重塔。
お土産物屋さんの中に「八天堂」があった。
この前、テレビでやっていた名物のクリームパン。お土産と、エネルギー補給に購入。一つほど食べたが、うまい。普通のクリームパンとは違う独特の食感。
島の本土側を西に進む。水族館を通り越してトンネルを抜け、進む。こちらの景色もなかなか。さっきほどのアップダウンはないが、やはり、こちらも少し行くと行止まり。残念。
宮島と言えば牡蠣。
道は続いているのだが・・・・。
引き返して、次は、弥山登山。紅葉谷登山ルートで行くことにした。
紅葉谷公園へ行く途中、もちつきをしていた。活気が伝わってくる。
ロープーウェイで登ったことや、歩いて下山したことはあるが、歩いての登山は初めて。シーツ―サミットの練習と思い、チャレンジ。
今回は、大山のシーツ―サミットの時にやまぼけさんが使用していた、登山用ストックを初使用。萩のスポーツ店が閉店セールの時半額でゲットしたもの。
使用した感想。これがなかなかいい。随分足の負担を軽減してくれる感じだ。登るスピードも速く行ける感じだ。以前、陸上部の子と、42.195キロを一緒に歩いた時に、「
こちら」後半足がぼろぼろになり、リタイヤ寸前だったのだが、保護者の方がスキーのストックを差し入れしてくれ、それを使ったら、なんとか完歩できたことがあったがやはり、ストックがあると違う。登山にもとても有効だと思う。
さて、本日は1時間20分で頂上に到着。これが速いのか遅いのかはよくわからないが、自分のペースとしてはまずまずスムーズに登れたように思う。来年のシーツ―サミットにも使用しよう。
登山道は整備され遊歩道といった感じ。
頂上からの景色は最高。廿日市の方面や、江田島などもとても綺麗。瀬戸内の島々も見事だ〜。
江田島方面。絶景。
廿日市方面。こちらもなかなかいい。
いつ見ても、ここの巨石の雰囲気、神様の山といった感じがする。
山頂の標高。この時はしっかり動いていたのだが・・・。
ここで、恒例のお湯を沸かしてカップ麺の昼食を・・・と思っていたが、なんと、火器の使用は不可との表示があった。以前はよかったような気が・・・記憶違い?
せっかくリュックに2リットルの水と道具を入れてきたのに、使うことができないとは・・・残念。
仕方がないので、コンビニおにぎりと、パンだけを食べる。それでも、登頂した達成感と、すばらしい景色の中での昼食は最高。
ここで、サングラスがないのに、気がついた。どこに置いたか記憶をたどると、山頂近くのお寺に参拝する時に、ストックと一緒にサングラスを軒下に置いて参拝し、その後、ストックだけを持ってきたということに気がついた。
下山の途中に、置き忘れたところを探すがサングラスはなかった。落ち込んでひょいっと、その近くの台を見ると、あるではないか。その台に置いた覚えはないので、だれかか、地面に落ちていたので、拾って、台の上に置いてくれたのだ。ありがたい。いい人もいるものだ。
その後、下山。下山の時もストックがとても役にたった。こらがあると、安定した状態で下ることができる。
40分ぐらいで、下山完了。フェリー乗り場までMTBに乗って行こうと思ったのだが、すごい人。早朝は普通に乗れたのに、昼の時間帯は、とても乗って行ける状態ではなかったので、仕方なく押して行った。
大鳥居近くにも人がいっぱい。
お土産屋さんの通りは、すごい人、自転車を押して行くのもはばかられる感じ。
フェリー乗り場に到着したら、ちょうど、JRフェリーが出航するところだったので、乗船。宮島も、なかなか面白かった。
本日の軌跡
GPSの保存がうまくいかず、データなし。ガーン。確かに動いていたのだが・・・・。終わった時に見た数値は、距離が大体40キロだった。下の軌跡は、カシミールで作成。本土側の行止りの場所が確かではないけれど、後はほぼ実走どおり。
先日UPした軌跡だが、写真と、グーグルアースなどを照らし合わせたところ、本土側の行止りの個所が違っていたので、改訂版↓