久々に週末の天気がよさそう。やらなくてはいけない仕事があるため、土日とも島巡りというわけにもいかないので、土曜日のみ行くことにした。いつものように金曜日の夜出発。夜に中学校区の研修講演会があったので、出発は遅くなり22時50分。今回は、福岡の宗像の地島。昨年大島に行った時に利用した道の駅「むなかた」で車中泊をすることにして、向かったのだが、結構時間がかかった。結局、ついて、眠ることができたのが、深夜2時半ぐらいだった。
朝は、7時40分にフェリーが出航する。それまでに準備をして、神湊までビアンキで行かなくてはならないので、6時半に目覚ましをかけた。4時間睡眠・・・・。
何台か同じように車中泊をしている車があったが、さすがに1月下旬、エンジンをかけていた。私は、手作り銀マットのサンシェードがあるので、エンジンをかけなくても大丈夫だった。省エネ、省エネ。
朝、6時半だと、まだほとんど道の駅には車も人もいないので、顔を洗ったり歯を磨いたりするのは気兼ねなくできた。
ビアンキで移動し、神湊へ。
釣り人多数。
大人370円、自転車150円で、泊までのフェリーに乗る。フェリーの船員は結構ご年配の方が多いのだが、ここは9月に勤め始めたという20歳代の青年が船員の中にいた。自転車を積み込む時などに、島のことを聞いたりして、少し話をしたのだが、さわやかな感じで、好感が持てた。ちょうど、息子たちと同世代だからというのもあると思うが、応援したくなる。がんばれ!青年。
15分ぐらいで、地島の泊港に到着。ここから、島を散策する。事前に調べていた情報では、一周する道はなさそうなので、往復する感じになる。まずは、島の東側へ向かう。いきなりの未舗装道路。
今回、自転車が乗せれなかったら、すぐに分解して輪行バックに入れようと思っていたので、軽いビアンキできたのだが、MTBがよかったと、いきなりの後悔。パンクしないように、路面をよくみながら進む。少し行くと、がけ崩れになっている場所に来て、それ以上は進めなかった。残念。
ここで、Uターンして、島の西側へ向かう。殿様波止という昔造られた波止があった。
厳島神社があったので、そこへもお参り。
殿様波止
厳島神社
島の北側へ向かう。途中、地島小学校があった。児童数も少ないのだろが、フェリーの待合室に漁村留学生のことが紹介されていたので、留学生もいるのだろう。
豊岡地区の港が見えてきた。
ここの港に小さな鳥居があり、そこからの海もまた、趣があった。こういう場所は好きだ。
北へ向かうには、つばきロードを通ることになる。つばきもちらほらと咲いていた。
パンフレットだと、遊歩道ということなので、ひょっとしたら、自転車は通行できないかもと思いながら行ってみたが、最後の200mは徒歩でないと行けなかったが、後はずっと自転車もOKな道だった。
先端の倉瀬展望台からの眺めは最高だった。特に、すぐ下の岬からつらなる岩の雰囲気がとてもよかった。
すばらしい眺め。癒される〜。
Uターンをして、今度はこの島で一番高い山、遠見山へ登る。ここも「つばきロード」ということだが、こちらは、少し行くと、自転車では行けなくなり後は徒歩での登山となった。大敷展望台に到着。ここからは北九州方面が見えるということだったが、かすんでいて、遠くはよく見えなかった。残念。
その後、山頂へ向かう。登山道はよく整備されていて登りやすかった。
沖ノ島展望台が遠見山山頂になっていた。
標高186m
ここからも遠くはかすんでいたので、沖ノ島は残念ながら見えなかった。この時点で11時。まだ早かったが、恒例の山頂での昼食&コーヒー。至極のひととき。太陽に照らされて、温かいぐらいだった。
この雰囲気が好きだ〜。
その後、下山して、11時40分発のフェリーに乗る。
神湊には12時ごろに到着。道の駅「むなかた」にもどり、駐車のお礼もかねて、お土産を買う。くじらのフライという珍しいものがあったので、それを購入。あと、明太子。
前回も思ったが、ここは、本当にお客が多い。満車になるぐらい人がいる。新鮮な魚介類が豊富にあるのがうけているのだろう。
帰りは、昨夜の4時間睡眠がきいて、途中、休み休み帰る。車中泊用のベットはそのままだったので、SAで40分ぐらいベッドで寝た。これが気持ちよかった。
今回も、のんびりと、そして楽しい島巡りとなった。
夕食にお土産のくじらのフライを食べたが昔給食で出ていたころを思い出した。懐かしい。
本日のコース
島だけだったら20キロぐらい。