2003.11.30
真砂小学校学習発表会(まさご小元気フェスティバル)で表現「大工と鬼六」を行いました。
今まで、私はいろいろな人数で表現に取り組んできました。一番多いのは115名(3クラス)、一番少ないのでも30名ぐらいでした。
今年は初めての小規模校ということで、8名という今までで一番少ない人数での表現の取り組みになりました。
8名の表現というと、最初はイメージが沸かず、果たしてできるのだろうか?という不安もありましたが、やってみるとそんな心配をよそに、子どもたちは予想以上の迫力で表現を演じました。
特に女の子たちが、この表現にとても積極的に取り組み、こちらがあまり要求しなくてもいろいろ工夫して体を動かし、そのものになりきって動いてリードしてくれました。予定が変わり、表現の練習を中止すると、ブーイングが起きるほど、練習が大好きでした。
※取り組み期間 10月14日〜11月30日
子どもたちの表現の様子を紹介します。(プライバシー保護のため、画質を落としています)
この表現はいつかはやってみたいと思っていた表現です。特に鬼が「目ん玉よこせ!」というところや、笑い転げるところなど、変化に富んでいて、ステージの色が変るような表現ができそうな感じがしていたのです。また、荒れ狂う川の様子で子どもたちがどんな動きを出してくるか?というのも楽しみでした。
「大工と鬼六」の表現について
表現というものの説明(初めて取り組むため)
実際の取り組み
表現のビデオを視聴。
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大工と鬼六の紹介
お話を聞かせる。
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歌の練習
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台詞、独唱、役割分担
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それぞれの練習
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身体表現とはどんなものか?について
木の表現で練習 1人で、2人で、4人で・・・
バランスを崩すこと
対応すること
自分は何意識しているか
指だけでも表現できる
移動してから木になる
木が成長していく
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台詞・歌・身体表現の練習 場面場面進めていく
ステージに出るときには変身して
動きのスピードに変化をつける
指で荒々しさを表現する
表現指導の時に使った言葉で、有効だったと思える言葉がけ
(1) 「膝を使って体をうごかさないと、何をやっているかわからないよ。もっと膝をつかって。」
(2) 「ここで、宙返りをして、って言っても急にはできないけど、体を精一杯使ってっていうと、「よし!」って気持ちになればすぐできるはずだよ。」
(3) 「ポーズをとったとき、体のどこかが、痛いくらいだと、心も体も集中していて美しいものになるよ」
(4) 「視線が大切だよ、どこを見るかによって、自分が作る世界の大きさが変わるよ」
(5) 「昨日とは違った動きをして、覚えるのではなく、作っていって」