10月8日(日)

 
今日は、リバプールに行った。リバプールと言えば、だれもが知っている「ビートルズ」の町である。最初にカバンというビートルズが最初にライブをしたライブハウスの場所にやってきた。ここは、今では閉鎖されていて入ることはできなかったが、前で記念撮影をしていた。閉鎖されているということからだと思うが、向えにカバンパブと言う店があった。最初ここライブハウスと間違えてパブの前で写真をパシャパシャとっていたが、少しして違っていたことに気が付いて場所を変え、再び写真撮影に入った。最初の場所で満足していた土井さんは、早々とバスに帰ってタバコを吸っていて間違えていたことに気がつかず、本当のライブハウスの前では写真をとることができなかったので、悔しがっていた。

 その後、ビートルズストリートに行き、博物館に入った。ビートルズの歴史をこまかく展示してあった。このとき、岸井さんと一緒に回ったので、英語で書いてあった説明文を解説してくださり、大変わかりやすかった。感謝、感謝。

 お店でおみやげ物を大量に購入した。
 昼食には、日本で、イギリスに行ったら、「フィッシュ&チップスというものがあるよ」と聞かされていたのだが、なかなか食べるチャンスがなかったので、メニューにそれがあったので、食べてみることにした。想像したものとだいたい同じ感じだったが、白身魚のフライがボリュームがあってとてもおいしかった。また、チップスの方は、聞くところによるとお店により、いろいろだそうだが、私の食べたのはちょうどマクドナルドのフライドポテトと言った感じで食べやすかった。
 
 午後は、ビートルズストーリーの向かい側のビルに船の博物館があったのでそこに入った。そこのお目当ては、「タイタニック」。一昨年映画の「タイタニック」がダイブレイクしたが、そのタイタニックが出航したのが、ここリバプールである。豪華客船の模型や、船内の様子、当時のフィルムを映写していたりと、大変大きな博物館で5階建てぐらいだったが、全部のフロア―に展示物がぎっしりあった。
 一通り見て、外にでようとしたところ、地下室にも展示物がありそうだったので入ってみると、そこは、他の展示室とは違い、狭い通路をとおりやっと入ることができるというもので、何か違うなあと感じていた。入ってみるとそこには黒人の人形があった。実はここは奴隷貿易をしていた時代の展示会場だったのである。今までの研修では、UKのすばらしい部分や、美しい部分ばかり見てきたが、ここで初めてUKのいや、西欧が犯した罪の部分、暗い、暗黒の部分を見ることができた。当時使っていた足かせや、首輪、牢などが展示してあった。また、当時の様子を想像した絵などもあり、心が痛んだ。本当に人間を家畜として扱っていたのかと思うと悲しくなってしまう。こういう時代があったのだということをこの展示室に入って改めて認識することができ暗い気分になったものの、華やかな部分だけでなく、陰の部分を見ることが出来、大変よかった。

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