一石二鳥フラッシュカード作成法
読みの学習にはフラッシュカードを使うことが有効である。しかし、このフラッシュカードを作成するのはなかなか大変で、相当な労力がいる。少しずつ作るにしても今、どこまで作ったか?というようなことがあやふやになって結局途中で終わってしまうということがある。私も今までそうだった。・・・・反省。
そこで、今回、次の方法で作成することにした。忘れっぽい私にも確実にフラッシュカードが作成でき、いっぺんにではなく、少しずつ無理なく作成できる方法である。
1日5問ずつの漢字テストを実施する。
次の日に出題する漢字を掲示しておく。
↓
この掲示用の紙を少し厚めの画用紙に書く。
↓
これがフラッシュカードになるのだ。一方に漢字、もう一方に読み仮名を書くのである。
予告時には漢字側を表にして掲示しておく。
次の日のテストの時には読み仮名を表にして黒板に磁石ではり、テストをするのである。
こうすることで、黒板に出題を書かなくてもいいし、正解を表示するときにも漢字側にするだけで、それを見て子どもたちが○つけできるのだ。
また、子どもたちが、漢字テストをやっているときと、○つけをしている時に次のフラッシュカードを作成できるというおまけつき。(これで、確実に作成できる)
テストが終わったらすぐに予告として掲示するのである。
今まで、黒板に問題を書いて、最後にその正解を書いていたのであるが、これと同じ時間か、それよりも少ない時間で、フラッシュカード作成ができるのである。(教師用の机の上には大量の八つ切り画用紙を置いておくこと)
漢字テストと連動するという発想で、読みの学習のためだけではないフラッシュカードができるのである。
漢字テストで実施した漢字だけに、授業で普通のフラッシュカードとして使ってもすぐに言えるし、読みの学習としても、確実に力をつけていくことができるのである。
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