江崎−須佐ツーリング

2016.6.12
 今日の天気は曇りのち雨。どうしようかちょっと迷ったが、波の予報では、50cmぐらいとおだやかだったので、第2回目を決行することにした。最初は、どこに行こうか迷ったが、先日の続きということで、江崎港から須佐方面へ向かうことに。できたら、ホルンフェルスぐらいまで行けたらいいなあと思いながら、江崎へ向かう。江崎でも、できるだけ岬の先端に近いあたりまで行く。ここも、自転車のトレーニングコースでよく来るところだ。港のスロープ近くにちょうどいい空き地があって、車も何台かとまっていたので、そこで準備をしていたら、近所のおばあさんが声をかけてくれた。駐車のことを言うと、どうぞどうぞ!とありがたいお言葉。これで、心おきなくスタートできる。

今回は、動画撮影用にウエアラブルカメラを艇に固定して、撮影することにした。どんな映像が撮れるか楽しみ。今までは、パドルを止めた状態で、動画や写真を撮っていたのだが、今日からは、動画はパドルを動かしている状態でも撮れる。波はやはり、予報どおり、べた凪。まるで、湖のよう。

 フォルンフェルスが近くにあるところ、岩場の景色がとてもきれい。海面を小魚があちこちで群れになって跳ねる。これも、カヤックならではの景色。
 当然島と島の間を通る。
特徴的な岩が。
 漕いでいると、べた凪なのだが、ウエットスーツの締め付けからか、ちょっと船酔いのような感じになった。ちょっと休憩ということで、上陸。このあたりは、道路がないので、本当に誰も来ることがない、自分だけのビーチといった感じ。この感じ、贅沢ですきなんだなあ。

 コーラやお茶などを飲んで再び、出発。
 防水ケースに入れているスマホで、位置を確認しながら進む。便利になったものだ。結構ホルンフェルスまで距離がある。景色を楽しみながら進む。
 やっと、ホルンフェスル到着。
自然の造形美を堪能して、先へ進む。ホルンフェルスの先の岩場には釣り人がたくさんいた。

再び、船酔いの症状が出始めた。ナイトスクープでやっていた、一気に酔いをさます方法として、氷水を首筋にかけるというものがあるが、氷水などないので、代わりに、冷えたお茶を首筋にかけた。確かに酔いがさめるような気がしたが、少し行くと、また、気分が悪くなる。でも、本当に氷水だと、ききそうな感触はあった。こうなると、もうカヤックを楽しむ心境になれず、早く上陸したいという気持ちになってくる。そして、ついには、須佐で上陸して、歩いて江崎へ行き、車でカヤックをとりにこようという考えまで浮かんできた。須佐港までもう少しというところで、気分の悪さには勝てず、上陸。
 ここで、昼食。    人が入らない浜なので、ゴミはこの通り。↓
ウエットスーツの上半身を脱いで、横になる。こうすると、気分も徐々によくなってくる。少しよくなったので、昼食。登山の時のように、シングルバーナーを持ってきてはいるのだが、お湯を沸かしてカップ麺を食べるという感じになれず、おにぎりだけ食べる。再び、横になると、本当に少し寝てしまった。これが気持ちよかった。ほんの10分ぐらいだと思うが、気分爽快。歩いて江崎に行くという考えなど、どっかに行き、元気に、カヤックで江崎へ向かう。ウエットスーツも肩の部分をはずして、その上から上のウエットスーツを着ることで、随分と楽になった。さっきまでとは違い、とても快適に進む。
 同じ岩でも方向によって違って見える。
 こんな島にもよってみる。
 ホルンフェルスも違った角度から見るとこうなる。
 スマホで位置確認。便利〜。
 地学の勉強のよう。亀裂に別の種類の岩が・・・。↑↓
 宮崎アニメに出てきそうな岩↓
 朝はべた凪だったのだが、午後からは多少うねりが出てきたが、これも、元気になったので、楽しむ感じで、進むことができた。
 当然通り抜けるでしょう。
 当然通り抜けるでしょう。
 ぽつぽつと雨が降り始めたが、小雨なので、ほとんど影響はなく、帰りは、やはり、どこにも上陸せずに、ゴール。
 小さな漁村の雰囲気がいい。
 今回は、後半復活で、カヤックをしっかり楽しむことができた。
 ただ、今回艇の中に海水がしみこんできたので、ひょっとしたら、亀裂でもできたかも、と艇をよく確認するも、そういうものはなかった。艇をおりてぐっと艇を押して海水のしみこみを確認すると、なんと、3分割を接合するところから、ぽとぽとと、しみ出ているではないか。前回の時はそれほど感じなかったのだが・・・、どうも、ねじの締め方がややゆるかったのが原因のよう。しっかり締めなければ・・・。
 帰るために、艇を分割したり、道具を片づけたりしていると、大粒の雨が降り始めた。ぎりぎりセーフ。
 第2回目のシーカヤック。本日も楽しかった〜。
本日のコース。往復でおよそ16キロ。

動画