9月30日

 今日は、エジンバラ市内の見学である。
 昨日の朝、散歩しただけで、街並の美しさに圧倒されたここエジンバラの名所を回るのである。星野さんという大変ユニークな方、いや、博識なガイドさんの解説を聞きながらの1日だった。
最初はホリールード宮殿
 12世紀に隣にあるホリールード教会のゲストハウスとして建てられたそうである。
 現在は左右対称のたてものであるが、最初は左がわだけで、あとで右側が追加されたということだった。
 英国女王がスコットランドを訪問するときの住まいでもある。
 隣隣のホリールード教会あとは宗教改革のとき、屋根を破壊されて、そのままの状態で残されていた。

セント・ジャイルズ大聖堂

 宗教改革の先駆者ジョン・ノックスが司祭をつとめた教会1120年に建てられたものである。とても美しく荘厳な感じがした。
 近くの街角に民族衣装を着てバグパイプを演奏する人たちがいた。一緒に写真をとったり、演奏を聴いたりしてお金を払うようになっていた。私も記念に1枚とってもらった。

エジンバラ城

 エジンバラのシンボル。ごつごつとした岩山の上に最初にたてものができたのは7世紀とのこと。現存する最古の部分は12世紀に建てられた礼拝堂とのこと。


スコットランド国立美術館
 John Constableの特別展をやっていた。星野さんいわく、印象派に大変影響を与えた人物で、日本人はあまり知らないがもっと評価されていい画家であるということを熱弁されていた。彼の特別展ということで興味深く鑑賞することができた。フランスで評判になり、フランスにいって画家をすれば大成功間違いなしだったにもかかわらず、ふるさとにこだわって、イギリスに住み続けたという話も知り、大変興味を持った。

 夜は、ためしに近くのスパーに売っていたにぎりずしとカップめんを買って食べてみることにした。見た感じはとてもおいしそうで久しぶりの和食に心はずませていた。しかし、一口食べて日本の寿司とのあまりの違いにショックを受けた。お米がごりごり、ぱさぱさでお世辞にもおいしいとはいえないものだった。あ〜残念。

 スーパーには日本のような割り箸はおいておらず、はさみのように組み立てて使う木製の箸が寿司コーナーにおいてあった。(写真)カップめんはスープの味付けが多少違うもののわりとうまかった。
 後日、チェシャーの歓迎会の時に出た握りずしは日本のものと同じだったので、(あとで聞くとこの寿司は日本人が経営している和食の店から取り寄せたということだった・・・納得)このスーパーのすしが特別だったのかもしれないが、大変残念だった。

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