手作りカヌー

2003.6.29

第3回目のカヌー作り
 今日一応形ができるはずであったが、部材と部材を接着して長い大きな部材にしてからでないと側面の曲がりが作れないことがわかる。そのため、今日は、部材と部材の接着をして、組み立ては次回ということに・・・少し残念。ただ、大きな部材が出来上がり、なんとなく船の全体像がイメージできた。次回が楽しみである。


ドリルで穴をあけ、そこからジグソーで切っていく。子どもたちは片付け。

2003.7.6
 カヌー作り4回目。
 今回で、一応の形ができるはずだったが、やってみると、いろいろな失敗がある。先週貼っておいた船底の部分のベニヤ板が、実は逆だったということが発覚した。合わせると隙間があくのである。底の部分なので、水が入ってくる心配が大きい・・・どうするか、迷った末、結局片方を削ってなんとか隙間がないようにした。ただし、中心点が多少ずれてしまった。ここでまたしても、「M艇じゃけ〜」とみんな声をそろえて、慰めあう。・・・・まあ、こうして失敗しながら1艇目は作って2艇目からは、完璧を目指すということだったのでよしとしよう。そして、立体的に接着をしていった。かりどめの釘をうちながら、イス及び艇のリブにあたる部分を下にして、その上にボンドと釘で止めていくのである。テキストには、船底から組んでいくようになっていたが、アメンボの会の方から、このようにした方が簡単だというアドバイスを受け、艇を裏返した状態で組んでいった。カンナで修正を加えながら船底部分を作り上げ、だんだん形ができていく。やはり、カヌーらしくなっていくとうれしいものである。
 船底部分ができ、船側部分に入るかどうするか話し合った結果、船底部分がしっかり乾いてから船側を取り付けたほうがよさそうだという結論。ということで、来週にこの作業は回った。2艇目、3艇目のために、型どりをして今日の作業は終了。
 子どもたちも片付けや、型どりを手伝った。
 福田さんは、なんと、丸太からパドルを切り出し始めた。チェーンソーの音が鳴り響く。立体的につながると、カヌーができるという実感が少しずつわいてくるようだった。