10月10日(火)

 ロンドンの観光を行った。バスに乗りながらいろいろなところを案内してくれたのだが、ここロンドンはさすがにUKの首都だけあってスケールが大きかった。特にビッグベンなど圧巻であった。
ビッグベン↓


大英博物館に行ったが、驚いたことに入場料が無料であった。ただし、寄付は受け付けていたので5ポンド程度入れて中に入った。しかし、無理に寄付をしなくてもいいのだからちょっと調べたいものがあったり、見たくなったりしたら本当に気軽にこれるなあと感心した。日本だと図書館の感覚に近いものがあるかもしれない。日本の博物館も無料だったらなあととてもうらやましかった。もっとも島根、益田には有料の博物館も無い状態なので無料有料にかかわらずこうした施設がとてもうらやましかった。展示物はさすが大英博物館だけ合った世界中から収集されたものが広い敷地の中に大変たくさんあった。特にエジプトのコーナーには有名なロゼッタストーン、ミイラなど見ていてわくわするものがたくさんあった。


ロゼッタストーン と       ミイラ     

 次にナショナルギャラリーに行った。ここも無料であった。ここも1日では見ることが出来ないくらい広い敷地に年代ごとに作品が展示されていた。ゆっくりとは見る時間がなかったので足早にあるいたのだが今考えるととってももったいないなあと思う。もう一度ゆっくり見てみたい。ただ、この日、印象派のところは有名な絵画がたくさんあったのでゆっくり見てみた。モネやルノワールなどとても素敵な絵があった。エジンバラ美術館で特集していたコンスターブルの絵もあった。

ナショナルギャラリーにて

 夕方キャッツを見ることにしていたので、待ち合わせの時間に行ってみた。このとき養護学校の土井さんと行動を共にしていたのだが、この人がとても愉快な方でこの研修中ホテルや観光地などでとても楽しくすごすことができた。15人ぐらいでキャッツを見たのだが、私は先日のメール代をなんとかうかそうと一番安い席を予約してもらった。金額は20ポンド日本円になおして3200円ぐらいの席だった。私に付き合って何人かはこの席にきてくれた。ほかの人はせっかくだからと、一番高い席をとっていた。会場に入ってみるとなんと私達の席の方がステージに近かったのでびっくりした前から2番目ぐらいの席だった。始まってみるとその理由がわかった。ステージが回転して私達の席はステージの横になって役者の横顔しかみることができない席になってしまった。一番高い席は真正面になった。やっぱりなあ、まあ当然だが…。しかし、横とは言え前から2番目の席である。日本でこの値段だと一番後ろの端の方になっていたと思うのでやはりよかった。また、役者の呼吸まで聞こえてきそうで近くて本当に良かった。当然英語のミュージカルなのでなんとなく感じは伝わってくるのだがストーリーの正確なところは分からなかった。でも、出演者の舞台に対する姿勢や一生懸命なところ歌を熱唱するところなど、感動した。とてもいいものを見た。その夜キャッツのことを思い出して幸せな気分で寝ることが出来た。


ロンドンのバリアフリータクシー かわいかったので・・パシャリ


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